「このままで大丈夫なんだろうか」 「早くなんとかしないと、この子の将来が…」
お子さんが学校に行かなくなってから、そんな言葉が頭の中をぐるぐる回っていませんか。
仕事なら、原因を分析して、対策を打って、効率よく進めれば結果が出ます。近道を見つけたり、時間を削減したりすることだってできます。
でも、不登校はそうはいきません。理論通りに進めても、頑張って良い方法を探しても、思うような結果にならない。むしろ、頑張れば頑張るほど空回りしてしまう。そんな感覚を持っている方も多いのではないでしょうか。
もしかしたら、この記事にたどり着いたのも、講演会の資料で見つけてくださったのかもしれません。まずは、ここまで情報を探しに来てくださったこと自体が、お子さんを大切に想っている何よりの証だと思います。
「焦り」は、あなたが悪いから生まれるものじゃない
不登校というと、つい「早期対応が大事」「長引くほど大変になる」という言葉を目にします。
もちろん、間違いではありません。でも、その言葉を読むたびに親御さんの心には「今すぐ動かなきゃ」というプレッシャーだけが積み重なっていきます。
特に、判断をひとりで背負う場面が多い方ほど、そのプレッシャーは大きくなりがちです。相談しようにも、誰に、どこまで話していいのかもわからない。そうやって、気づけば「今日も何もできなかった」と自分を責める夜を過ごしている方も少なくありません。
でも、ここで一度立ち止まってほしいのです。
「今すぐ何とかする」ことと「見守る」ことは、実は矛盾しません
不登校の回復は、直線的には進みません。良くなったり、また止まったりを繰り返しながら、少しずつ子どもの中でエネルギーが満ちていくものです。
親がすぐにできる「何とかする」ことがあるとすれば、それは子どもを学校に戻すことよりも、子どもが安心して充電できる場所であり続けることかもしれません。
そしてそのために一番最初に必要なのは、実は子どもへの働きかけではなく、親自身が少し心を緩めることだったりします。
今日、できること
もし今、何かをしなければと焦っているなら、こんな小さなことから始めてみませんか。
- 少しの間でも、子どもの心配から離れて、自分のために時間を使ってみる
- 自分がリラックスしたり、ホッとできる時間の使い方を、3つ リストアップする
- がんばってきたことや、出来ていることを、書き出してみる
小さなことに思えるかもしれませんが、この「自分を責めるのをやめる」という一歩こそが、実はこれから先の変化の土台になります。
次回は、その「自分を責めない」をもう一歩深めて、「頑張ってきた自分に、まず『よくやってるね』を」というテーマでお話しします。
この記事が、今日を少しでも軽く過ごすきっかけになれば嬉しいです。
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