引きこもり状態の「無気力」と「がんばりすぎ」と「いい感じ」の関係

大江町不登校ひきこもり家族会の日、
《イラスト》自分をいい感じにしてくれるのはお菓子の焼ける香り

私は山辺町の親の会、さんろくまるを開催しながら、近隣の親の会にも参加しています。
第3木曜日は大江町の家族会、オールグリーンの日でした。

やらなきゃ!とがんばってきたから、無気力な引きこもり状態になってしまう

引きこもり状態の方の話を聞いていると、あるいはお家の方の話から伝わってくるものがあります。引きこもり状態のお子さんの中にある思いのようなものです。

「自分はもっと◯◯すべきなのにできていない」とか「みんなは◯◯できているのに自分はできていない」とか、大雑把な言い方をしてしまえば『自分のことをだめな人間だ』と思っているようなそんな感じを受けます。

自分で気づいていてもいなくても、自分のことをだめな人間だと思っていると、大抵一生懸命良い人間にならなきゃと、がんばってしまいます。

自分のベースのところで自分はダメだと思っていると、同じベースのところで一生懸命良い人間にならなきゃいけないとがんばってしまい、ものすごくエネルギーを消耗するんですよね。

◯◯しなきゃいけない、〇〇にならなければいけない、と一生懸命がんばる時、がんばるために持っているエネルギーを使うイメージです。どんどん消耗します。

一方で、〇〇したい、〇〇になりたい、と全力でやるときは、エネルギーが内側から湧いてくるイメージです。消耗するのとは違います。

この違いは、行動の源になっているものの違いです。本人の中にある自分の意思が源にあるのか。人から言われたことや教えられたことをやらなければと自分に課しているのか。

一口に無気力といっても、自分の意思が源にあって目標に向かいがんばってきて、その目標を見失ってしまうことで無気力になることもあるでしょう。それは気力がゼロになる、そんなイメージです。

引きこもっている状態の無気力から感じるのは、気力がマイナスになっている。0までも持っていけない。そんなイメージです。

気力がゼロの状態から、50 60と目指すのでも大変なのに、エネルギーがなくなって、マイナス90から、プラス50 60まで持っていくと想像したら、遥か彼方すぎて、やる気が起きない、何もしたくない、そんな気持ちになるかもしれません。

引きこもり状態はエネルギーがなくなっている状態、エネルギーをためている状態、という言い方は、よく聞くのではないでしょうか。やらなければならないと「がんばりすぎ」た、その結果、エネルギーがなくなって「無気力」状態になってしまっているのかもしれません。

よく言われることに、「うつのような症状がある方にがんばってと言うのは良くない」というものがあります。無気力な時も、がんばっての言葉はなかなか響きません。

そんな時何を手がかりに前に進めばいいのでしょうか。そのヒントは「いい感じ」にあるようです。ベストコンディションとか、とても調子が良い、と言う状態を目指すのではなく自分にとっての「いい感じ」を探していく。よく知っていく。

未来へ進むきっかけは、そんなところにもありそうです。
今月のオールグリーンもいろいろ考えさせられることがありました。参加させていただきありがとうございました。

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