
子どもが学校に行けなくなったとき、あなたはどんな気持ちになりましたか?
部屋に閉じこもったまま出てこられなくなったとき、あなたの心の中には何がありましたか?
少し、自分の胸に聞いてみてください。
多くのお母さんが、こんな言葉を心の中でつぶやいています。
「私の育て方が悪かったのかな」 「もっと何かできたんじゃないか」 「私がダメな母親なんじゃないか」
実は、私も同じでした。
わが子と気持ちが通じ合えない時期がありました。何を言っても届かない。どうしていいかわからない。そのとき私の中にあったのは、深い無力感と、「自分がここにいていいのかわからない」という感覚でした。
「どうすればいいか」ばかり探していたあの頃
当時の私は、毎日のように情報を探していました。どうすれば子どもが動き出すのか。何が正解なのか。でも答えは見つからず、焦りと自己嫌悪だけが積み重なっていきました。
明橋大二先生(精神科医)の言葉に出会ったのは、それから数年後のことでした。あのころ出会いたかった言葉です。
「子が宝なら、親もまた宝」
この言葉を聞いたとき、ずっと探していたものに触れた気がしました。
これこそ、私のやりたいこと。やっていることだ。
そう思いました。
私はいつも、相談に来てくださるお母さんのことを、そのお子さんよりも大切に思いながらお話を聞いています。
おかしいと思いますか?
でも、私にはそうする理由があります。
お子さんにはお母さんがいる。でも、目の前のこのお母さんには、そういうふうに自分のことを思ってくれる人がいない。だからこそ、私のところに来てくださったのだと思うのです。
疲れ果てているお母さんほど、本気で向き合っている
子どもの不登校やひきこもりで悩みに悩んで私と出会う方は、みなさん本当に疲れています。でも同時に、子どものことが心から大切で、必死です。
だからこそ、そのお子さんは何とかなっていく。私はそれを知っています。
子どもを大切にするということを体で示して生きていくなら、親自身も自分を大切にする生き方を体で示していくべきだと、私は思います。
親は、責められていい存在なんかじゃない。
社会からも、そして自分自身からも。
子どもの行動にも、親の苦しみにも「理由」がある
ひとつ、大切な視点をお伝えします。
心理学やコーチングの世界では、「人の行動にはすべて肯定的な意図がある」 と言われています。
学校に行けない。家から出られない。一日中動けない。
一見すると「困った行動」に見えても、それはその子が自分なりに自分を守ろうとしているサインかもしれません。
そして、これはお母さん自身にも言えることです。
悩むのも、苦しむのも、眠れない夜があるのも――それはすべて、あなたが子どものことをそれだけ深く愛しているからです。責任感のないお母さんは、そんなふうに苦しみません。
今日、ひとつだけ持って帰ってほしい言葉
お母さんは悪くない。
子が宝なら、親もまた宝。
子どもを大切に思うように、あなた自身も大切な存在です。あなたが自分を大切にする姿そのものが、子どもへの何よりの贈り物になると、私は思っています。
今日はただ、そのことを少し思い出してもらえたなら、それだけで十分です。
一人で抱えないでください
「わかってはいるけど、どうしても自分を責めてしまう」「誰かに話を聞いてもらいたいけど、どこに行けばいいかわからない」
そんなお母さんのために、無料相談をご用意しています。解決策を押しつけるのではなく、まずあなたの話をじっくり聞かせてください。
あなたのことを、大切に思いながら。
