ひきこもり状態の時には「生きる」ということそのものが揺らいでいる

Sisterhoodさん主催の 講演会に参加してきました。
以下、私の感想を書き留めておきたいと思います。

ひきこもり状態の時には「生きる」ということそのものが揺らいでいる。

生きることと格闘しているからこそ、「生きるためには働かなければならない」という正論は成立しにくい…。

これは、本人と周りの人間との根本的なズレになります。なかなか気づけない大切なことを教えていただきました。
社会的な背景についても触れられました。昔ながらの「男は稼ぎ、女は家を守る」という価値観が根強く残っているために、特に男性のひきこもりに厳しい視線が向けられやすいのではないか。女性よりも男性のひきこもりが批判の目にさらされやすかったり、数字に出やすいのは、そうした社会的なビリーフの影響がある。

このお話も、ハッとしました。
この価値観の影響で、男性のひきこもりに関して、親や周りの大人が必要以上に批判的な思考を持ったり、不安や焦りを感じたりしていることは実際にあると思います。
一人ひとり異なる背景を歪みなく想像するために、頭の片隅に置いておきたいと思いました。

後半のシェアの時間では、自立/自律について、参加者からいろいろな思いが語られました。
「子どもは自立しなければならない」という気持ちは多くの親が持っているけれど、心配するあまり親自身の「自立/自律」が抜け落ちてしまうことがある、という視点。
これはかつての自分の中にもあったことだけれど、親が子のことをあれこれと心配する(執着とも言える)と、子どもの人生の領域に干渉しすぎて、自分の人生をどう生きるかが霞んでしまっている状態を作りがちだと思うのです。親の幸せ子ども次第、だから子どもに親の思うような生き方を望んでしまう、子に依存している状態です。

また、「自立/自律」をゴールとすることで、親まで「自立/自律しなければならない」と巻き込まれてしまうようのではないか?それはしんどい、という声もありました。自分にはなかった視点で、興味深いものでした。

私はこれまで、「就労や復学」をゴールにするのではなく、「自立」をゴールにする、と変化した現状を見た時、良い面ばかりに意識を向けてきました。しかし人によってさまざまな受け取り方があるのですね。だからこそ、今後も「自立ではなく○○をゴールとする」のように、その時々によって示されるゴールは変わっていく可能性を感じました。

与えられたゴールではなく、自らの目標を持ち生きることは、やっぱり大切ですね。



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