時代背景が生む価値観の違い:漫画とストーリーが私たちに与える影響

今日はフリースペースでボランティアスタッフとして活動してきました。
10代の男子から「面白そうな漫画」を教えてもらったのですが、
読み始めたら「おお、これは面白い…」と思ったのも束の間、
「怖い話だった!」と驚かされました。

二つ目に教えてもらった漫画はぷっと笑ってしまうような面白さ。
最近の若い世代が読んでいる漫画って、こんな感じなんですね。
教えてくれるその優しさと、50代の私でも楽しめる作品をサクッと提案してくれる情報量と判断力に感動しました。

話は変わりますが、私たちは幼少期に見たアニメや漫画、テレビ、映画といった「ストーリー」に大きな影響を受けています。
日々見聞きするものが、私たちの中に「価値観」を作り出すんですね。
そのため、育った時代背景によって価値観が大きく異なることもあります。

例えば、昭和時代のヒーローものやドラマは「勧善懲悪(悪を懲らしめる正義)」がテーマの作品が多く、悪者は正義を理由に徹底的に懲らしめられるという構図でした。

こうした物語を幼少期に見て育った世代は、何かの基準で「これは悪だ」と判断すると、「悪人には厳しくしてもいい」「正義のためなら容赦しない」といった価値観を持ちやすくなることもあります(もちろん、良い影響もたくさん受けています)。

弁護士ドットコム株式会社が2022年1月に実施した調査では、インターネット上で誹謗中傷を行ったことがあると回答した中で、50代男性が最も多かったという結果が出ています。

性別・年代別の割合では、以下の通りです:

50代男性:24.4%(最も多い)

40代男性:22.7%

30代男性:14.2%

40代女性:9.7%

30代女性:8.0%

この結果からも、中高年男性の「誹謗中傷をした経験」の比率が高いことがわかります。

私の個人的な主観や想像も含まれますが、これって「幼少期に見聞きしたストーリー」が影響しているのでは…?と感じます。

私たちが暮らす世の中には、実にさまざまな価値観が混在しています。しかし、学校に行けない子どもや、引きこもり状態の方に対して「怠けている悪い奴」「甘えている弱い人間」といった声が聞こえてくるのも事実です。

こうした厳しい声を発する方たちが育った時代背景には、もしかしたら「勧善懲悪の正義観」や、スポ根漫画の「努力と根性に価値がある」と言う信念が根付いているのかもしれません。学校にまつわる価値観も、大ヒットした学園ドラマの影響があります。
時代ごとの価値観やストーリーが、私たちの見方や考え方に大きな影響を与えているのだと感じます。

あなたが幼少期に見ていたお話はなんですか?
お子さんはどんなお話を見て聞いて育ちましたか?
自分のことや子どものことを理解するために、
思い出してみると意外な発見があるかもしれません。

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