
「そこに至るまでに、どれだけその人が理解されず、
傷ついてきたかを想像してほしいんです。」
長年引きこもりのご家族会を支えてこられた
講師の上田先生の、その言葉を聞いた時、
「家族が理解しようとしてくれるかどうか」
それが引きこもり状態の方の人生に どれほど大きな影響をもたらすのか
ということを改めて感じました。
先日、クローバーの会@やまがた主催の講演会
子どもとのかかわり方~家庭を安全基地に~ が開催されました。
(私も お手伝いをさせていただきました。)
さて、あなたが、悲しいことや辛いことがあったとき、
ここならホッとするな、癒されるな、と思うとき、
いったいそこには、どんな人がいて、どんな空間があるでしょうか。
人は誰でも、「分かってもらいたい」と思うものですよね。
「この人は分かってくれる!」というときは嬉しいし、
「どうして分かってくれないの?」というときは
悲しみや怒りを感じるかもしれません。
以前、ある17歳の男子が、
「自分の気持ちを、誰かが同じように分かるなんて、絶対にない。」
と話してくれたことがあります。
実際のところ、どれほど分かりたくても、
自分以外の人間の本音を知ることは難しいものです。
これは引きこもりに限ったことではなく、
世の中には分かってくれない人や、誤解や偏見の目で見る人も存在します。
「あのままじゃダメなんだよ」
「みんなと同じことをするべきだ」
「当たり前(常識)が出来てないんだよ」
「やれるのに怠けてるんでしょ」
など、誤解や偏見を挙げればきりがありません。
だからこそ 大切なのは、家族である私たちが、
本人の事情を分かろうとする姿勢をもって、
誤解や偏見のない「味方」となって存在することです。
「そこに至るまでに、どれだけその人が理解されず、
傷ついてきたかを想像してほしいんです。」
この言葉とともに、圧倒的な 『味方感』が私に伝わってきて、
「ああ、理解者とは、こういうことなんだ!」と感動しました。
引きこもりの方とご家族を支援する場面では、
ご本人の心情という視点から見なければ、
本当の回復にはつながらないのですね。
「話してくれない」=「NO ではない」
この言葉も印象的でした。
「そして、YES でもない。」と続きます。
あなたは今、どんな視点からお子さんに寄り添っていますか?
あなたが作っている家庭や環境は、どんな場になっていますか?
内容が盛りだくさんで、濃厚な講演でした。
親の会でも、ぜひこの内容を大切にシェアしていきたいと思います。
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【コミュニケーション講座と子育てコーチング終了後のご感想】
https://coachsuzutomo.com/%e3%81%94%e6%84%9f%e6%83%b3/
