親である私たちもまた、この経験と向き合いながら進んでいくんだなぁ

「いくつからでもやり直せる」という先生の言葉に
「親である私たちもまた、この経験と向き合い、
レジリエンスを発揮しながら進んでいくんだ」と思いました。

あなたは 子どもに どんな背中を見せていますか?

先日、大江町の不登校·ひきこもりの家族会「オールグリーン」主催の
講演会が行われ、司会をさせていただきました。

講師の伊藤先生は、
ご自身の思春期についてもいろいろお話しされていて、
とてもまっすぐな思春期を過ごされたんだなぁと印象に残りました。
話の内容も面白くて(興味深くて)、
聴いている間にいろいろな思いが頭を巡りました。
「自己肯定感を高める親の対応…やってこなかった~」とか…。

子育てを始める前にこういったことを知りたかった!
という感想は、他の参加者の方々からもよく聞かれます。

自分がされてこなかったことを
子どもにやろうとするのは本当に大変です。
たとえば、『失敗を怖がらない子に育てましょう』
と言われても、ずっと失敗を避けて生きてきた 少し前の私には、
『…どうすればいいのだろう』という感じでした。

また、『失敗しても次があることを体験させましょう』
と言われても、そんなふうに教わったことがなかったので、
現実味が感じられませんでした。

『悔しい気持ちや悲しい気持ちを聞いてあげましょう』
と言われても、そもそも私は
人にそんな感情を見せたことがなかったので、
知識としては理解できても、それを行動に移すことが難しかったのです。

(だって、自分一人の人生の時は、失敗を避け、
ネガティブな感情は人に言わないで切り替える、
これでうまく行ってるという認識だったんですよね。)

しかし、親としての対応を変えるためには、
まず私自身がその経験をすることが必要でした。

名前しか知らず、味も見た目も分からない料理は作れませんが、
一度見て食べた料理なら、多少なりとも再現できるものです。

同様に、悔しい気持ちや悲しい気持ちを無視しないことや、
人生はトライ&エラーの繰り返しだということも重要で
辛さに向き合い、それを経験して乗り越えながら
どうやってレジリエンスを高めていくのか。
これが大切だとお話されていました。

このような講演会や、親の会に参加される方には、
お子さんが受験期の方が一定数おられます。
受験期になって、親としては
「やる気を出してほしい」と思うのは自然なことです。

しかし、それは簡単なことじゃないんですね。
幼少期からどんな土台を作ってきたか、
そしてどんな親の対応をしてきたかが、
大きく影響を与えていることを改めて感じました。

さらに、「いくつからでもやり直せる」という先生の言葉に、
これは親としての対応にも通じることだと思いました。
私たち親も、辛さに向き合い、
そこから回復力(レジリエンス)を発揮しながら
進んでいくことが求められます

良い話を聞いたなぁで終わるのではなく、
これからの日常に活かして行動を変えることができるかどうか。
それが、人生を大きく変えていく分岐点となります。

あなたには、子どもにしてあげたいけれど、
うまく行かない、出来ない、ということはありますか?

もしあるとすれば、
まず、あなた自身が『体験』する必要があるのかもしれません。


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