子どもの引きこもりと夫のうつ、今の私だったら再び乗り越えられるか?

山形県で、引きこもり状態のお子さんに寄り添う親の会を開いている子育てコーチです。
親御さんに寄り添ってお話をお聴きしています。

先日、ホームページを訪問してくださった方に私のことを知っていただくため、これまでのことを書き出してみました。その作業をして、最近は忘れていることが多かった「悩みの底の時代」を思い出しました。

当時は、家庭を何とかしなければという思いで必死でしたが、過ぎ去った今 冷静な目で振り返ると、並々ならぬ覚悟とエネルギーが必要なことでした。
「今の私に、もう一度あの山を超えることが出来るだろうか?」
ふと、そんな思いが頭をよぎりました。

当時のように、心のシャッターが閉じきっていた(としか思えなかった)息子と対話し、私の言葉が届かない“強迫症でうつ状態”の夫に寄り添う。未来なんて真っ暗で見えなかった。それでも、未来を問いかけながら描いていく…。今振り返ると本当に険しい山でした。

家族が医者には行きたがらなかったこともあり、NLP(脳科学、心理学、言語学がベースの学問)の学びを活かしてカウンセラーのような役割で話を聴き続けていました。一般的にカウンセラーの仕事は、家族は難しい、または家族は扱えない、などと言われています。

「いや、キツくない?!あんな事を、もう一度、出来る?!」
迷う気持ちと、恐怖がわいてきました。

「なぜ、あの時は出来たのか?」自分に問いかけると、
寄り添い続けてくれた人がいたからだと分かりました。
私の苦しさを聴いて受けとめ、未来を問いかけて、意欲を引き出して、いつもそこにいてくれた人。あなたなら出来るでしょ、と励まし続けてくれた人。
それを思い出した今なら、はっきりと言えます。

「もし、もう一度大きな山がやってきたとしても、コーチがいれば、私は超えていける。」
何ならあの時よりも成長した自分は、体験をより大きな学びに変えられるだろう。丹田のあたりにある力を感じながら、そう思います。

だから、こうして親御さんのサポートをしているのだと改めて実感できました。

意図せず出会った NLPコーチングというものは、私にとって、出来そうにもないことを可能にしてくれるものでした。
NLPコーチングでは人の話を聴いて受けとめ、過去を癒します。そして質問をしてその人の内面にあるものを引き出します。言葉には、スゴイ力があるんですね。

私はこれでいいんだ。
私は大切にしてもらう価値のある人間なんだ。
私にも、出来るかもしれない。

そんな風に思える自分に、変わることが出来ました。戻った、とも言えます。なぜなら、生まれてきたときは、そう思っていたはずだから。

コーチングを受けると、その人の内側にすでにあるものに気づくので、人生が豊かになって行きます。出会えて本当に良かったなぁと思っています。

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