
親の会は、お互いを尊重し、共に学び成長する場所
お子さんの引きこもり状態を見守る親の会「さんろくまる」を開いています。親の会「さんろくまる」は、正しいか間違っているかを判断する場所ではありません。自分たちが思うことを話せる場所であり、様々な考え方があることを受け止め、お互いに尊重しあえる場所です。引きこもりの親の会と言うと、深刻な問題を慎重に話す場というイメージもあるかもしれませんが、「さんろくまる」では少し違います。ほとんどは穏やかで和やかです。親が気づきを得たり、視野を広げたりすることで生き方が変わるので、人生のターニングポイントとなることもあります。
引きこもりは、少数派の問題であり、世間では誤解されやすいこともあります。親として、それが悲しい時もありますが、私たちは別の場面では多数派であったりします。知らずに人を傷つけていることがあるかもしれないことを心にとめておきたいと思っています。
私たちは、寛容な心を持って接したいものだなぁと思うのです。自分が正しいと思うことが必ずしも皆にとっても正しいとは限らないと自覚しながら、他の人々とコミュニケーションをとり、お互いの立場を理解することが必要です。私は、就労や就学が必ずしもゴールではないという考えに賛同しますが、その結果例外を正そうとしていないだろうかと、ふと振り返っているところです。自分にとっての正しさと自覚しながら、それをひとつの価値観として話し合える場を目指しています。
親の会に参加することで、他の参加者と交流し、様々なことを学びあうことが出来ます。親として、自分を知ること、客観的な視点を持つことは重要です。そして、皆と繋がりながら、子どもたちが健やかに成長していくことを願っています。
最後まで読んでくださりありがとうございます。ご興味のある方は、引きこもりの親の会にぜひ参加してみませんか?いつでも歓迎します。