引きこもりの対応/自己受容と今のあなたもOKという肯定的な接し方

山形県でリアル親の会「さんろくまる.」と、zoomでオンライン親の会「オンライン360」を開いているNLP子育てコーチです。

Peatix 子どもが引きこもり状態であろうとなかろうと幸せに生きる親の会「オンライン360」

「そのままでいい、ありのままを受けとめるのがいい。」という言葉を聞いても、実際どうしたらいいの?

子どもの今の状態を良くないと思っていると、変えようとしない(ように見える)本人の姿を見た時、悲しみ、不安、怒りなど様々な感情が出てきます。
親の自分が責任をもって何とかしなければ、と焦りや不安がわくかもしれません。

そんな時に、「そのままでいい、ありのままを受けとめるのがいい。」と言われても、私には出来そうな気がしませんでした。
更には私の中にある『子どもを甘やかしてはいけない』という強すぎる思い込みが、私に不安を感じさせました。この『強すぎる思い込み』は、私たちの中に結構たくさんあり、「頭では分かるけど、実際にはできない」という状況を創り出します。

不安な時ほど自信が無くなって、情報に振り回されてしまう

私たちは、子どもの引きこもり状態が心配になっている時「どうしたらいいんだろう」と常にアンテナが立っています。役に立ちそうな情報も次々に入ってきます。不安な時ほど自信が無くなるので、情報に振り回されてしまうことも多いのではないでしょうか。

子育てにまつわる情報はあふれていて、そこに色々なキーワードがありますよね。
ありのまま、そのまま、自己肯定、自己受容、ほめる、ほめない…。

今回の4コマでは、ありのまま、そのまま、を中心に書きました。
ところで、私が気にしていた「甘やかす」について、親の会でも話題に出たことがあるので、考え方の一例を紹介します。「甘やかす」というのは、子どもから頼まれてもいないことをあれこれやってあげることです。一方で、子どもから求められたことに応えるのは甘やかしとは別のものです。親にとっての理想の我が子像を求めすぎると、『ありのままの子ども』を見ることが難しくなり、手出し口出しが増える傾向があります。気を付けたいですね。

子どもに「今のあなたはOK」という肯定的な接し方をするために

自分に対して出来ることは、子どもにもできます。自分に対して出来ないことは、子どもにもできないと言えます。自己受容も同じです。子どもが引きこもり状態になった時、自分をそのままでいい。ありのままでいい。と思えたでしょうか。親として足りない部分があるのではと自分を責める気持ちや、自分にダメだしするようなことはありませんでしたか?

もし、自分を否定的に見てばかりいるかもという時は、まず自己肯定感を育てましょう。自分を肯定的にも見ることが出来たら偏らない見方が出来るようになります。そして好きじゃない自分、いい感じの自分、両方がいると分かったら、次はどちらも大事でどんな自分がいてもいい、と自己受容していきます。

自分を否定的に見ている時でも、今の自分がダメだから変わらなければならない、という考え方はモチベーションになるので、悪いことではありません。でもこれが長く続くと、辛いです。ずっと自己否定でストレスがあるからです。
自分自身を受容し、この自分で成長していこうというやり方は、自分を大切にし、否定しないやり方です。自分に優しいコミュニケーションは、心も身体も健康にしてくれます。
まず親が自己受容を意識して身につけ、同じように子どもにも関わりたいですね。

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